がんばってSVになったけど、最近仕事がきつくて仕方ないなぁ。
なんでこんなにしんどいだろう・・・
辞めたいぐらいつらいんだけど、何か対処法はある?
このようなお悩みを解決します。
結論、SVの仕事がきついときの対処法は以下の5つです。
- 思い切って休む
- 転職活動する
- カウンセリングを受ける
- オペレーターに戻る
- 副業する
僕はSV(管理者)として、3年間コールセンターで勤務していますが、しんどさのあまり、三か月ほど休職した時期がありました。
そんなときに、自分自身と徹底的に向き合ったことで、5つの対処法を発見し、見事に復職を果たしたのです。
実践したものも含め、過去の自分がこうしていたらよかったというものも、まとめてあります。
会社に行くのが憂鬱になりたくない、もう自分を押し殺して仕事をしたくないという方は、ぜひ読んでみてください。
- SV業務がきついと感じる理由7つ
- SV業務がきついときの効果的な対処法5つ
- SVを辞めたいほどつらいと思ったときの対処法3つ
SV業務がきついと感じる7つの理由【やめとけと言われる理由も】
最近、SVの仕事がつらいと感じるんだけど、何が原因なのかな?
まずは、SV業務をきついと感じる理由を7つご紹介します。
※クリックでとべます。
順番に解説しますね。
①業務量が多すぎる
ひとつめの理由は、SVの業務量が多すぎることです。
SV業務と一口に言っても、内容は多岐にわたります。
具体的な業務内容は以下。
- 新人育成
- クレームなどの二次対応
- 研修講師
- 事務処理作業
- オペレーターの勤怠管理
- オペレーターの質疑応答
- ミスしたオペレーターのフォロー
- オペレーターが欠勤した分の電話対応
- 毎月の上司へのプレゼン
- モニタリング
- その他、上司やクライアントからの緊急の案件対応
控えめに言って、めちゃくちゃ多いですよね。
これらを数人、時間帯によってはひとりでこなす必要があります。
いわゆる、何でも屋さんなイメージですね。
②残業が多い
二つ目の理由は、シンプルに残業が多いことです。
日中はオペレーターのフォローや質疑にリソースを割かれるため、他の業務をする余裕がありません。
結果、定時を迎え、オペレーターが帰った後にはじめて、他の業務に着手できます。
定時後は、集中力も切れている状態なので、めちゃくちゃ非効率。
僕のいた部署ではSV(管理者)全員が、毎日終電で帰っているのが日常でした・・・
残業が多いと、帰っても十分に休めず、寝不足のまま出社するのもしばしば。
肉体的にも、かなり無理を強いられます。
③上司とオペレーターの板挟みになる
三つ目の理由は、上司とオペレーターの板挟みになることです。
理由は、直属の上司が、明らかに現場の状況にそぐわない依頼をしてくるから。
たとえば、全体の応答効率を上げないといけないのに、「よし、今からオペレーター全員に、長いけどオープニングでこのトークを言わせて。」みたいな感じです。
結果として、オペレーターには「応答効率上げて!でもこの長いトークも言って!」と、同時にお願いすることに。
オペレーターからは「そんなのは同時に無理!」と反感を買い、できなければ、上司からは詰められる・・・
こんなにきついことはありませんね。
④クレーマーの相手を大量にする
四つ目の理由は、クレーマーの相手を大量にするからです。
日によっては、1日で10人近くクレーマーと対応することも。
ずっと暴言やクレームを聞いていると、どんなに健康な人でも心が病んできます。
僕は過去に、1人のクレーマーに4時間ぶっとおしで対応したことがありました。
しんどすぎて、途中からは記憶がありません。
SVともなると指名入電もあるため、同じお客さまとの対応を何度もすることがあります。
上手にメンタルを保ちつつ、クレーム対応をしたいところ。
ちなみに、クレーム対応については以下の2つの記事が参考になると思います。
⑤業務中、常に誰かから話しかけられる
五つ目の理由は、執務室にいると、常に誰かから話しかけられることです。
PCでしかできない業務をしたいのに、質疑で呼ばれて、気がつけば1時間経っていたというのもザラ。
しかも、質疑の内容もしょうもなかったら、ぶっちゃけ腹が立ちますよね!
本来の自分の業務に集中できないのも、きついと感じる原因です。
⑥マルチタスクが求められる
六つ目の理由は、SVにはマルチタスクが求められるからです。
SVにはかなりの業務量があるため、複数を同時にこなさなければ、終わりません。
結果、出社している間は、常にエネルギーを使い続けています。
具体的な例は以下。
- メールチェックをする
- オペレーターさんのモニタリングをする
- チャットで質問に答える
上記は一例ですが、大体3つのことを同時にやっているのがほとんど。
ちなみに、これらも誰かに話しかけられると、ぜんぶ中断になります。
⑦連休明けはついていくのが大変
七つ目の理由は、連休明けについていくのが大変だからです。
コールセンターの仕事はシフト制のため、自分の休み中にもセンターは稼働し続けています。
連休明けに大変だと感じる内容は以下。
- センターの運用が大幅に変わっている
- オペレーターが辞めていなくなっている
- 新人さんが問題対応をしており、再教育が必要
1日休みだけならまだいいですが、連休明けになると情報量は格段にふえます。
結果、休み明けの午前中は、休み中の出来事を確認するだけで終わってしまうことも。
【効果あり】SV業務をきついと感じたときの対処法5つ
SVがしんどい理由はわかったけど、具体的にどうしたらいいの?
ここでは、SV業務がしんどいときの対処法を5つご紹介します。
行動するには少しハードルが高く感じられるかもしれませんが、実践すると人生が非常に安定しますよ。
ひとつずつ解説します。
思い切って休む
一番効果的なのは、思い切って休んでみることです。
仕事から離れることで、心身ともにリフレッシュできるから。
できれば、有休をすべて詰め込んで長期休暇をとりましょう。
僕も、有休をうまく組み合わせて、半月ほど休み、めちゃくちゃリフレッシュできました。
休暇中は旅行に行くなど、非日常の体験をするのがおススメです。
転職活動する
転職活動をするのも有効です。
SV経験は転職に有利に働くから。
転職するなら、以下の業界や職種がおススメ。
- 別のコールセンター
- カウンター営業
- 施工管理
これらは、僕が転職エージェントに相談したときに、おススメされた仕事です。
エージェントでは自分の市場価値がわかるので、非常に転職の参考になります。
SVの仕事がきついと感じたら、ぜひ転職を検討しましょう。
自分が何をしたいのかわからない・・・そんなときは?
転職って言っても、自分がなにをしたいのかわからないなぁ。
そんなときは、自己分析から始めるのがおススメです。
以下の本が参考になりますよ。
各章ごとにワークが用意されており、そのとおり進めるだけで、自分の「好き」と「得意」を知ることができます。
転職を考える上で、参考になることまちがいなしです。
カウンセリングを受ける
カウンセリングを受けるのも有効かなと。
理由としては以下です。
- 1対1でじっくり話を聞いてもらえる
- プロのカウンセラーが相手なので、変なアドバイスがされない
- 友人とちがい、本音を話すのに気を遣わずにすむ
最近は直接でなくとも、オンラインで受けられるカウンセリングもあります。
ぜひ活用してみましょう。
オペレーターに戻る
SV業務がどうしてもしんどいと感じたら、オペレーターに戻るのもアリです。
オペレーターに戻ることで、得られるメリットは以下。
- 定時で帰れる
- 実績が出しやすい
- 電話対応業務のみに集中できる
少なくとも、今よりは自分の時間をとれるはずです。
ただし、デメリットもあるので、そこも踏まえて検討しましょう。
オペレーターに戻ることで、生じるデメリットは以下。
- 給料が減る
- 転職に不利
- 社内のポジションがなくなる
給料が減ったり、キャリア的に不利なのは、不安だなぁ。
そうですよね。
そんなときは、次に紹介する方法がおススメです!
このまま読み進めてください。
副業する
副業にチャレンジしてみましょう。
視野が広がり、将来の選択肢がふえるから。
休暇を取ったり、オペレーターに戻れば時間ができるので、ぜひこの機会に一歩踏み出してみましょう。
僕も休職中に副業を始めたのをキッカケに、人生が変わりました。
もし休んでいなければ、今このブログは存在していません。
ちなみに、おススメの副業はブログですが、理由は以下。
- 初心者でも低リスクで始められる(月1000円程度~)
- 自分のペースで取り組める
- 得た知識やノウハウを転職などに生かせる
ぜひチャレンジしてみてください。
ちなみに、実際にはじめるなら、以下のレンタルサーバーがおススメです。
【もう限界】SVを辞めたいくらいきついときの、すぐにできる対処法3つ
もうSVの仕事がしんどすぎて、限界。
さっきの対処法は、エネルギーも使いそうだし・・・
すぐにできる方法はないかな?
最後に、SVがしんどすぎて辞めたいあなたに、すぐにできる対処法を3つお伝えします。
思い切ってやってしまえば、SV業務がとたんにラクになりますよ。
サボる
まずは、サボりましょう。
おススメは、わりと徹底的にサボること。
おそらくこれを読んでいるあなたは十分すぎるほど、がんばってきたに違いありません。
なので、思い切ってサボってしまえば、本当に業務がラクになります。
具体的なサボり方は以下。
- 1時間に1回は休憩をとる
- 同時に2つ以上のことをしない
- 仕事がたまっていても、同僚と雑談する
え?そんなことしてもいいの?
こわくてできないんだけど・・・
大丈夫です。
周りを見渡せば、ラクに仕事している人ほど上手にサボってます。
サボり方を学ぶべし!
適度にサボって、自分自身を大切にしてくださいね。
他の人に任せる
自分の仕事を他のSVにも任せてみましょう。
なんでも自分で抱えてしまうと、パンクしてしまうから。
頼むときには、「すみません、これ手伝っていただけませんか?」と勇気を出して言ってみましょう。
引き受けてもらえることもあれば、断られることもあるでしょうが、結果は気にしなくてオーケー。
まったく頼らず、自分だけで抱え込むよりも一歩前進です!
やりたいことをする
自分が心からやりたいことをやってみましょう。
辞めたいほどしんどいということは、身体が危険信号を発しているサインです。
理由は、やりたくないことを毎日やっているから。
やりたくないことはやめて、自分がやりたいことをやっちゃいましょう。
【まとめ】SVがきついと感じたら、限界が来る前に対処法を試そう!
今回は、SV業務がきついと感じる理由と対処法を詳しく解説しました。
- 業務量が多すぎる
- 残業が多い
- 上司とオペレーターの板挟みになる
- クレーマーの相手を大量にする
- 業務中、常に誰かから話しかけられる
- マルチタスクが求められる
- 連休明けはついていくのが大変
- 思い切って休む
- 転職活動する
- カウンセリングを受ける
- オペレーターに戻る
- 副業する
- サボる
- 他の人に任せる
- やりたいことをする
SV業務をきついと感じることは、決して悪いことではありません。
毎日、出社しているだけでもすごいです。
このしんどさを、新たなステージに進むためのキッカケととらえられるといいですね。
SV業務でのあるあるについては、以下の記事にもまとめてあります。
それでは、今回は以上になります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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